詩  ネコの眼

第38回熊本県民文芸賞

現代詩部門 第3席

猫の眼

猫の宝石のように光る眼

その眼には人間には見えないものが見えている

飼われている家の先祖の霊とか

これから生まれてくる子供の霊とか

妖精たちであったり

神様や仏様も見える

ネコは人間より神秘的な生き物だ

神様や仏様が見えても人間のように信仰したりはしないのだ

少なくとも見えない人間には

どんな姿かわからないのだ

今日も我が家のミケは

素知らぬ顔で爪を研いでいる

気ままにミャーミャー鳴いている

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