詩     百年の夜    ぺれそっそ57より

野獣どもの

眼が

サバンナの夜に光る

百年の間サバンナでは

夜が明けることがなかった

野獣どもは百年の間

眠った獲物を食い尽くした

川沿いに

野獣どもの目が連なって光る

百年の夜が続くことに

野獣どもも飽き飽きして

早く日が射さぬものかと待ち望んだ

野獣どもは月に向かって吠え続けた

百年の夜が明ける時が来た

うっすらと光がサバンナに射し込む

野獣どもの

眼の光が

陽の光とともに

消えていった

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